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2023年1月12日(木)
中村楼にて開催。

八坂神社境内にある老舗料亭「中村楼」で、
祇園祭の歴史を学び、
食の伝統を味わう特別コースを提供。
祇園祭と密接にかかわってきた中村楼ならではの
貴重なお話と伝統に革新を重ねた
京料理を体感していただきました。

2020年、国宝に指定された八坂神社本殿。
古くから「祇園さん」と親しまれ、日本三大祭の一つ「祇園祭」を担う
京の人々の手によって維持されてきました。
その境内にある「中村楼」は、
かつて鳥居を挟むように2軒の茶屋が並び、
参道の腰掛け二軒茶屋として、室町時代に始まりました。
江戸時代には阪本龍馬も愛した味と言われる
「田楽豆腐(祇園豆腐)」が大ヒット。
明治期には文明開花に応えて格式ある料亭へと発展し、伊藤博文や渋沢栄一、
新島八重ら政財界や外国の要人が集いました。
主人の辻 雅光さんは2022年11月、
京都府から「旭日章」を受賞。
若き料理長とともに温故知新の京都を守り続ける辻さんのお話を伺い、
特別なひと時を提供いたしました。

京都から、
食の伝統と文化を守り育てたい。